豊年エビが生息する綺麗な水の田んぼでのお米づくり体験を以下の日程で2024年に実施しました。
5月5日 苗づくり
6月2日 田植え
7月27日 草刈、スイカの試食会
10月6日 収穫、はざかけ
11月24日 新米のお渡し
5月に苗づくりからスタートしました。苗を育てる場所になる苗代づくりではレーキを使って丁寧に平らに土を整えました。
育苗箱に均等に土を敷き均す作業を順番に挑戦。
籾まき機を使って種をまいていきます。
種をまいた育苗箱を並べてビニールトンネルをつくって、発芽するのを待ちます。
田植えでは半分を手植えで、もう半分は機械を使って植えていきました。
10月に入り、いよいよ収穫を迎えました。
刈った稲を藁で束ねて、はざかけする場所まで運びます。
この日は刈り取って自動で稲を束ねてくれる機械の調子が悪く、すべて手作業での稲刈りになったのですが、最後までみんなで力を合わせて刈り終わる事ができました。
はざかけをして自然に乾燥させると、逆さになった稲穂に栄養分がいき、熟成され旨味が増します。
11月には農耕塾の受講生の皆さんに新米をお渡しさせていただきました。
記事を書いている私自身もお米づくりを一環して体験するのは初めてで、この時期に色んなお米を食べ比べてみましたが、同じ品種でもつくる人や場所が変わるとこんなにも味の差が出るのだという事も体験しました。
えびす村メンバーでもはざかけした新米の試食会をしました。はざかけしたお米を食べるのも初めてでしたが、炊きたてのご飯はとっても美味しく、ずっと食べていられそうでした。
体験して改めてお米づくりの大変さや、流通価格について等考えさせられました。田んぼでお米づくりをやってみたい方はたくさんいらっしゃると思います。 いざ始めるとしても単独ではどこかで無理が生じてしまうと思います。地域の方との関わり方や水の管理の事など、人とのお付き合いの中で支えられて収穫まで出来るのだと感じています。 えびす村での農耕塾で一環して作業内容を体験していただき、ご自身の地域でのやり方を見つけるきっかけになると嬉しいです。
高校卒業後に忍者屋敷にて2年間 女忍者くノ一を勤め、21歳で結婚。夫の造園業の手伝いをする傍らで独学でウェブサイトのコーディングを学び習得。 自社や奈良のラジオFM局の制作を手がける。えびす村ではウェブやチラシ等の広告物、SNSを担当。植物を使ったお手当てや民間療法が好きで野草について勉強中。