Report

すいかの農耕塾

Chitose Tsugawa  2024.8.15
すいかの農耕塾・講師と受講生たち
2024年4月~8月
梅谷地域

えびす村メンバーの北吉農園さんを講師に、すいかの露地栽培体験ができる農耕塾を以下の日程で2024年に実施しました。

4月27日 植え付け、キャップがけ
5月11日 摘芯、仕立て、藁敷き
6月 1日 追肥、藁敷き、整枝
7月-8月 生育具合に合わせて随時収穫

北吉農園さんと受講生たち

今回育てていただいたすいかの品種は『祭りばやし777』です。梅谷地域の砂地で栽培しました。
第1回目は参加者のみなさんに苗を選んでいただき、植え付け、ヒゴ立て、水やり、キャップがけの作業をしていただきました。

すいかの苗を受け付ける様子

デリケートな苗を痛めないよう慎重に、慣れない作業に苦戦しながらも教わりながら丁寧に作業を進めました。

すいかの苗のまわりに藁を敷く

第2回目は、前回キャップかけした中でもりもりと育った苗とご対面。藁を敷き、摘芯、仕立てをしました。

肥料をまく受講生

第3回目は肥料やりからスタートです。鍬で溝を掘り、肥料をおいていきました。その後、葉が伸びていく方向に藁を敷きました。 畑に侵入した鹿にツルを踏まれていたハプニングもありましたが、どこに玉をつけるか予想しながら、繊細なツルを傷つけないように枝を整理していきました。

講師に教わりながら整枝をしていく

4回目は各々のすいかの生育具合に合わせて、随時畑に足を運んでいただき、整枝し収穫をしていきました。

こうして全4回に渡りすいかの露地栽培農耕塾を開催させていただきました。 ご自身で愛情をかけて育てたすいかたちを食べる喜びや様々な氣付きがあったかと思います。普段の生活と比べると天候の事が氣にかかるようになったのではないでしょうか。

ご興味のある方は来年度の農耕塾にぜひご参加いただければ幸いです。


Chitose Tsugawa創志園 / 津川 千歳

高校卒業後に忍者屋敷にて2年間 女忍者くノ一を勤め、21歳で結婚。夫の造園業の手伝いをする傍らで独学でウェブサイトのコーディングを学び習得。 自社や奈良のラジオFM局の制作を手がける。えびす村ではウェブやチラシ等の広告物、SNSを担当。植物を使ったお手当てや民間療法が好きで野草について勉強中。